代表メッセージ ~創業の想い~
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株式会社IKIZAMAの笠松と申します。
大学院を卒業後、株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア株式会社)に新卒入社し、営業、企画、マネジメント、人事採用RPO、新規事業と15年に渡り多くの機会を与えてもらいました。
都度、目の前にあることをやりきりたい気持ちが強く、事業上の役割に実直に取り組んでみたり、メンバーへ向き合ってみたり、新しいチャレンジに没頭してみたりと、 耐え難い苦しい時期もありましたが、周囲の支えも強く何とかここまで生きてこれました。
会社員は不満と戦い、経営者は不安と葛藤する、と耳にしますが、私にとって基礎を学び、チャレンジさせてもらえた会社だからこそ、不満はありませんでした。
もっと適切な表現をするならば、誰か(何か)を理由にしても目の前にある問題が解消されない。だからこそ、自分(若しくは、自分が行動としてコントロールできること)に理由をおく、というのが私の考え方です。
不満や納得のいかないことがあれば、それを解消するための行動をとり続けることしか意味をなさないと思っているのです。
ではなぜ、外に出たのか。
40歳に近づくにつれ、幼少期からぼんやりと考えていた『自分で会社をやってみたい』という気持ちに向きあい、やる理由をつくるまで言語化したからです。
自分ならこう判断する、早く決断する、合理性と非合理性のバランスをとりたい 等、会社に不満はないものの、勿体ないと感じる出来事は多く経験してきました。
もっとポジティブに言うなら、自分なりの目的や世界観を表現したいと思えるようになりました。
多くを経験し、できることが増え、実行イメージが沸いてきたからなのかもしれませんし、役割上きりの良いタイミングということもあったかもしれませんが、因果関係は正確には分かりません。
いざ、『やりたい』を実行しようとしても、新しいことを始めるのは苦手。失敗も怖いし、お金(生活)の心配も脳裏によぎってくる。
会社を辞めるのは、自分を信頼してくれている先輩や同期、後輩達を裏切る行為になってしまうのではないか、などやらない理由ばかりが出てくる始末。
現状と新たなチャレンジを合理的に比較したところで決め手には欠ける。
そんな時、2014年頃から手元でメモ程度に可視化し、更新をしていた『ビジョンシート』なる存在を改めて見直すことにしたのです。
簡潔に言えば、今の自分は過去の何(誰)によって形成され、これから(自分や相手に)どう在りたいのか、を包み隠さずに綴っている内容。
過去を掘り下げ、内省していくことで、何に怯え、何に感動し、何を許せないのかが鮮明に言語化されていきました。
かいつまんでお伝えすると、 「私はとても臆病で失敗を恐れている人」
だからこそ「お前がいると何か楽しいわ」とか「助けてくれてありがとう」など頼られることで認められたいし、
「もっと一緒にいようぜ」と長く付き合える関係を築くことで、生きている意味を感じたいのです。
昔の記憶を辿ってみると、
自分がよければいい、場合によっては相手を蹴落とすようなコミュニケーションを目の当たりにしてきました。
「ギスギスした人間関係」「いじめ」「強すぎる利害関係」「不健全な勝ち負け争い」
私自身の経験としても、私から見えていた景色としても、具体改善策の無い批判や否定に囲まれている、そんな感覚。
勿論、全てのコミュニティ・人がそうであったわけでないですが、心理的トラウマになっている出来事として印象深いという話です。
いつしか、「相手がどう思うだろう」「意見を言ったら否定される」「良い発言をしないと」など
自信がもてずに、自ら発することを控えるようになっていたように思います。
初対面が苦手であり、大人数を前にすると緊張で頭が真っ白になってしまう。
今も昔も本質的には変わりませんが、
当時は、事前の準備を徹底的におこなうことで、何とかその場を乗り切ってきました。
それでも仕事を通じて、少しずつ苦手が自信に変わっていったのだと思います。
私にとって働くことそのものが成長に直結しているのです。
そして、それを支えてくれたのは、スキルや経験・体験だけでなく、共感し、共に高めあう仲間があってこそ。
私にとっては「何をするか」よりも「誰と何を成し遂げるか」が重要です。
夕暮れ時の由比ガ浜、心地よい波の音を聞きながら、100人の仲間と酒を酌み交わしたい。
真剣に語り合い、真剣に馬鹿をやる。
この言葉が頭の中によぎり言語化できた時、何かワクワクが止まらない感覚があったことを今でも覚えています。
IKIZAMAは、個人、組織ともに信頼・必要とされるため、
相手が受け止めきれないくらいの感動を提供し、こぼれた幸せを少し分けていただく。
こうしたスタンスで社会へ接していく会社です。
人の成長こそ組織の成長であり、人と人が紡いでいくことで組織は強くなります。
何より、人と組織の関係は常に経営課題の中心にあり、変化を続けています。
私達が培った知見を余すことなくお伝えするだけでなく、私達自身も新しいチャレンジを続けることで、感動していただけるよう努めていきます。
世界中の「こうで在りたい = 生き様」を磨き輝かせることを志とし、他責にせず精進してまいります。
組織の存在意義
Purpose |
ヒト・組織の「生き様」を磨き輝かせることで、笑顔溢れる世界へリードする |
Dream |
2030年、1000人の家族(絆)と共に、 ヒト・組織の成長に欠かせない存在となる |
Belief |
Peace One Ikizama 高めあうことで信頼を生み出し、 仲間と共に安心できる世界を創造する |
価値観/行動指針
『世界を繋げる』『 魅了する』 『探求心』 『チームで高めあう』『 深い人間力』
世界を繋げる | 人を愛する | 人の喜びが自分の喜び。相手の幸福度が100%を超えたら、溢れた分下さいスタンス。 |
抜群の行動力(主体的) | ビジネスで結果に直結するのは行動のみ。言われてからではなく、自分の意志で動くことを正とする。 | |
魅了する | 目的達成力 | 顧客(自社)やその先にいる関係者の目的・目標に対して、達成するための方法を考え抜き、行動をする。達成するまで歩みを止めない。 |
再現力 | 成功・失敗を振り返ることでのみ、ナレッジと化す。定量・定性バランスよく。 | |
探求心 | 理由は常に自分自身 | 自分自身の成長を阻害する他責の考え方は捨てる。自分自身に理由があることを認知し、行動を変えることで成果を変える。 |
意思決定 | 批判・評論でとめずに、自分ならばどうするかの結論をもつ。自ら意思決定し、相手に伝える(伝わる)を実施。 | |
チームで高めあう | 受容する | 仲間を受け入れ、強みを活かしあおう。 |
誠実 | 約束を守る。嘘をつかない。ありのままの自分を伝える。自信をもつ。 | |
ポジティブ解釈 | 全てを楽しむ。どんなことでも前向きな解釈をする。 | |
深い人間力 | 熱くなる | 情熱の炎で自らを包み込む。 |
寛容でいる | 何があっても笑っていられたらカッコいい。全てを許す。 | |
感謝したおす | 1人では何もできない。それに気づき、相手を敬い感謝する。年齢、性別、国籍全て無関係。 |